会社宛てに封筒を送る時の宛名の書き方は「御中と様」どっち?
会社宛てに封筒を送る時の宛名の書き方はどう書くのが正解でしょうか?
会社へ封書を出す時の宛名は「御中」かそれとも「様」でいいのかマナー違反にならないよう正しい書き方を確認しましょう!
社会人ともなると、プライベートの場合や仕事関係で会社に手紙や封書を出すことがありますよね。
しかし、今まで書いたことがなく、いざ書くことになると意外と悩んでしまうのが宛名の書き方ではないでしょうか?
個人宛てに出す場合にはもちろん「様」などをつけますが、会社など団体へ出す時には宛名はどのように書いたらいいのでしょうか。
そして会社に出す封筒の宛名の書き方はどうすればいいのでしょうか?
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目次
- 会社に封筒を出す時の宛名の書き方とは?<
- 会社へ封書を出す時の宛名は御中を使う?
- 会社の宛名に様をつけてもいいの?
- まとめ
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会社に封筒を送る時の宛名の書き方とは?
会社に封筒を出す時の宛名の書き方はどう書くのが正解なのでしょうか?
会社に封筒を出す時、やはり細かい書き方もできるだけ丁寧に書きたいですよね。
封筒には和封筒と洋封筒がありますが、和封筒から見ていきたいと思います。
和封筒の場合
- まず郵便番号は枠内に書いたら住所を郵便番号の一番右の一文字開けたあたりから書き出します。
- 番地などの数字はすべて漢数字で書きます。
- 次に住所の2文字当たりの高さから会社名を書き出します。
- 会社名を一行目に書いたら一文字下げて所属部署を書きます。
- もしも所属部署が短くて済む場合には、一行目に一文字空けて続けて一行で書いてもかまいません。
- そして次に会社名と同じ高さで宛名を書くわけですが、役職がある場合、4文字までは名前の上に書き、5文字以上は名前の右に小さめの文字で書きます。
- そして自分の住所は封筒の裏の郵便番号に合わせて封筒に左側に書きます。
洋封筒の場合
次に洋封筒です。洋封筒の場合は、縦書きにしても横書きにしてもかまいません。
では横書きに書く場合を見ていきましょう。
- まず、郵便番号は縦型に書かれていたらそこに番号を書きます。
- そして横にし、住所は二文字ほど開けたところから書き出します。
- 二行になる場合には、二行目は一行目の二文字目の位置から書き始めます。
- そして次に会社名ですが、会社名は一行目の住所の二文字目あたりから書き出します。
- 部署名があり、長くなる場合には二行目に一文字空けて書き出します。
- そして役職名は4文字までは名前の上に書き、5文字以上は名前の上に小さめの痔で書きます。
- 裏書は封じ口の下に、郵便番号の左端にそろえて書きます。
会社へ封書を出す時の宛名は御中を使う?
会社へ封書を出す時の宛名は御中を使うのが正解なのでしょうか?
会社へ封書や手紙を書くときには、知っている人も多いと思いますが、会社名の後に「御中」をつけます。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、この「御中」をつける意味です。
意外に知らない「御中」の意味とは?
もちろん会社や他の団体へ手紙を出す時には最後に「御中」をつける必要があります。
でも、御中というのはもともと「この宛名の誰かに」という意味があります。
- 会社の誰に読んでもらうか特に決まっていない場合
- 担当者の名前がわからない場合
この場合の宛名には個人名が入らず、会社の名前だけの宛名になっている手紙を出す場合に「御中」をつける必要があるのです。
会社の宛名に様をつけてもいいの?
会社名の後に時々「様」を付けているものを目にします。
確かにあまり「御中」という言葉が耳慣れない場合にはついつい他と同じように「様」と書いてしまいがちです。
会社の中には会社内のルールで「様」をつけているところもなくもないようですが、あくまでそれはローカルなルール。
一般常識で言えば、やはり「御中」が間違えありません。
ただ、御中をつけるのは読んでもらう相手が確定されていない場合のみです。
相手がわかっている場合には「様」を使います。
株式会社○○(※担当者まで書く場合は「御中」をつけません)
部署名
○○様
という風に書きます。
時々、会社名に「御中」を書き、さらに相手の名前に様をつける人がいますが、これは間違っています。
- 宛名が会社名や役職名など相手を特定できないもので終わっている場合には「御中」
- 宛名が個人にあてたものであれば最後に「様」
で締めるようにします。
まとめ
会社に手紙や封書を出すとなると、どうしても緊張してしまいますよね。
しかし、事前にしっかりと書き方を知っていれば慌てることはありません。
会社に手紙を出す場合にはきちんとルールがありますので、きちんと守って出せるといいですね。
タグ:書類