了解しました・承知しました・かしこまりましたの違いは?
了解しました、承知しました、かしこまりました(畏まりました)の意味の違いや使い方、使い分けの仕方についてお伝えします。
分かりました、承りました、理解しましたなどを表現する言葉の意味や種類について学びましょう!
ビジネスマナーとして覚えておきたい言葉の一つに「相手の意向・依頼やお願いを理解し受け入れた」ことを表現する言葉です。
これらを表現する言葉には
- 了解しました(了解致しました、了解!)
- 承知しました(承知いたしました)
- かしこまりました(畏まりました)
- 承りました(うけたまわりました)
- 分かりました
- 御意(ぎょい)
などがありますよね。
ここでは、その中でも迷いやすい「了解しました・承知しました・かしこまりました」の意味の違いや使い方をお伝えしていきます。
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目次
- 了解しました(了解いたしました)の正しい使い方とは?
- 承知しました(承知いたしました)の正しい使い方とは?
- かしこまりました(畏まりました)の正しい使い方とは?
- まとめ
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了解しました(了解いたしました)の正しい使い方とは?
了解しました(了解いたしました)は、基本的に、同等もしくは目下の人に使う言葉です。
もちろん、親しい付き合いをしているなど、人間関係によっては目下の人に「了解しました」という言葉が使われても不快に感じない目上の人もいます。
- 了解しました!
- 了解です!
しかし、まだ人間関係ができていない相手、年齢が離れている目上の相手に使うのには注意が必要かもしれません。
了解しました(了解いたしました)を使っても良い相手
了解しました(了解いたしました)は基本的に自分と対等の立場の人や、目下の人に対しての返事です。
このような関係の相手にはメールで「了解!」なんて返ってきたりしますよね。
会社内においては上司が部下にたいしてよく使用します。
了解しました(了解いたしました)を使ってはいけない相手
了解しました(了解いたしました)は上司など目上の人に対しての返事に使うことはあまりおすすめできません。
「しました」「いたしました」がつくことで丁寧な表現になっているように見えますが、実が尊敬の言葉になっていないため間違えやすいのです。
ですからお客様や目上の人に対して使用するのは失礼にあたってしまうので注意が必要です。
もちろん後輩や部下から了解しましたと返信されても気にしない目上の相手もいますが、違和感を感じるという目上の人もいます。
そのためお客様や上司など目上の人にわかりましたを伝える時は次に紹介する「承知しました」を使用するのがおすすめです。
承知しました(承知いたしました)の正しい使い方とは?
「承知しました(承知いたしました)」は基本的に自分よりも目上の人に使う言葉です。
では具体的にどのような相手の場合に承知しました(承知いたしました)を使用するのでしょうか。
承知しました(承知いたしました)を使うと良い相手
承知しました(承知いたしました)という言葉はどのような場面で使うといいのでしょうか。
承知しました(承知いたしました)という言葉は、
- お客様
- 取引先の担当者
- 上司
お客様や取引先の相手の場合、年下の人であっても承知しました(承知いたしました)を使うのがおすすめです。
承知しました(承知いたしました)を使ってはいけない相手
承知しました(承知いたしました)は目下の人に対しての返事に使用するのは違和感があります。
使ってはいけなくありませんが、なんだか不自然で相手も困ってしまいます。
承知しました(承知いたしました)はビジネスの世界では頻繁に使う言葉ですので覚えておきましょう。
「承りました(うけたまわりました)」とは?
補足になりますが「承りました」という言葉も耳にしますよね。
これは「承知しました」をより丁寧にした言葉が「承りました」になります。
手紙や文メールなどの文字で使用するにはいいのですが、会話の中で使うと噛んでしまいそうですよね。
ですから無理をして会話の中にまで承りましたを使用しなくてもOKですよ。
かしこまりました(畏まりました)の正しい使い方とは?
「かしこまりました(畏まりました)」の正しい使い方と間違った使い方はお客様や目上の人に使うため、「承知しました(承知いたしました)」と同じ使い方です。
とはいうものの「承知しました」と「かしこまりました」は全く同じかというと少しニュアンスの違いはあります。
かしこまりました>承知いたしました
このような関係になり「かしこまりました」の方がより丁寧な表現になります。
接客業の中でも高級なホテルや旅館、レストランなどの飲食店スタッフが「かしこまりました」をよく使っていますよね。
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まとめ
このようにビジネスで使う言葉のマナーの中には普段何気なく使っている中で、意外にも知らず知らずのうちに間違った使い方をしているケースが多々あります。
今回のケースでいけば、
- お客様や目上の人=承知しました(承知いたしました)。
- 同僚や部下=了解しました(了解です)。
と相手によって言葉を使い分けましょう。
一度に覚えようとしても無理がありますので疑問を抱いた都度調べ、一つづつ思えてビジネスマナーを身に着けていきましょう。
身だしなみや見た目で相手の印象が左右してしまいますよね。
服装だけでなく見た目の印象で損をしないように対策しておく必要があります。
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