クッション言葉とは?効果や使い方とクッション言葉の一覧例
クッション言葉とはどんなものなのか、そしてどんな効果があるのでしょうか。
クッション言葉の一覧例を紹介していきますので使い方もあわせて確認していきましょう。
皆さんは「クッション言葉」というものを知っていますか?
クッション言葉自体は知らなくても、実際にクッション言葉を使っている場面も少なくないもの。
例えば、相手に対してへりくだっていうために使う言葉のことをクッション言葉といいます。
クッション言葉を使用することで、同じ意味を持つ言葉でも相手に丁寧でやさしい印象を与えることができるのです。
ではここでは特にビジネスの場面などでは欠かせないクッション言葉について見ていきたいと思います。
-
目次
- クッション言葉とその効果は?
- クッション言葉の一覧例
- クッション言葉の使い方とは?
【PR】スポンサードリンク
クッション言葉とは?そしてその効果とは?
クッション言葉は主に
- 相手に対してお願いをしたり
- 断りを入れたり
- 異論を唱えたり
するときに効果を発揮するものです。
相手に対してお願いや断り、異論を伝えるときに、直接言葉を伝えてしまうとどうしても角が立ってしまう、もしくは直接言いにくいということも少なくありませんよね。
そんな時に便利なのがクッション言葉なんです。
クッション言葉は相手に話す言葉の前に使用するまさに言葉のクッション的な役割を果たしてくれる言葉なのです。
特にビジネスの場面では様々なところで使用されています。
内容的に相手に失礼にあたるような言葉でも、このクッション言葉を付け加えることで、失礼になることなく伝えることができるので、おぼえておくととても便利なものなのです。
クッション言葉の一覧例
では、具体的にクッション言葉というのはどのような言葉なのでしょうか?
ここに一般的に使われているクッション言葉を一覧にしておきます。
相手に内容を伝えるときに、こちらの言葉を使用するだけでずいぶんと内容がやさしくなり好印象を与えることができると思いますよ。
- 恐れ入りますが
- 申し訳ございませんが
- 失礼ですが
- 早速ですが
- あいにくですが
- 差支えなければ
- お手数をおかけしますが
- できましたら
- 今、よろしいですか?
- 申し上げにくいのですが
- もしよろしければ
このようなクッション言葉があります。
クッション言葉というもの自体を知らなくても、これらの言葉を相手に対して使用しているという人も多いと思います。
クッション言葉の使い方とは?
では、具体的なクッション言葉の使い方の例をいくつか見ていきたいと思います。
使い方例1)
「こちらにお送りください。」
クッション言葉ありの対応になると、
「お手数をおかけしますが、こちらにお送りいただけませんか?」
使い方例2)
「当店ではお取り扱いしておりません」
クッション言葉ありの対応になると、
「大変申し訳ございません。当店ではお取り扱いしておりません」
使い方例3)
「午後にお伺いしたいのですが」
クッション言葉ありの対応になると、
「お差支えなければ、午後にお伺いしたいのですが」
このように、実際に使用したい言葉の前につけるだけでずいぶんと優しい印象になり、より相手に対して丁寧になるということがわかると思います。
まとめ
どうでしたか?
クッション言葉があるのとないのとでは同じ文章でもずいぶんと印象が変わってきますよね。
普段からクッション言葉を使用しているという人も少なくないと思います。
ただ一つ注意してほしいのは、クッション言葉を使いすぎるということ。
あまり使いすぎると全体的にしつこいという印象となり、逆に相手に対して失礼にあたってしまうことがあります。
そうならないためにも、正しくクッション言葉を使っていきたいですね。
クッション言葉というものは、日本に昔からある自分をへりくだって相手に伝える言葉です。
上手に使い分けてビジネスの場面もスマートに話をしていきたいですね。
タグ:方法