菓子折り持参で謝罪する時ののしと言葉はどうしたらいい?
謝罪の仕方にはいろいろありますが今回は菓子折りを持って謝罪に行くときの場合についてまとめました。
菓子折りを用意する場合の「のし」「言葉」はどうしたらいいのか。そして金額の相場はいくらくらいなのか確認していきましょう。
ビジネスの場面でミスや失敗をして謝罪をしなければならない場面というものはどうしても発生してしまいますよね。
通常のミスなどであればお詫びの手紙や直接謝罪をすることになると思います。
しかし、大切な取引先などに多大な迷惑をかけるなど、大きな失敗をしてしまった場合には、お詫びだけではなく菓子を利を持っていくのがマナーです。
ただ、一言に「菓子折り」といってもどのようなものを用意すればいいのか困ってしまうこともあると思います。
では、ここでは謝罪をする場合に用意する菓子折りについて見ていきたいと思います。
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目次
- 菓子折りを謝罪で用意する場合ののしはどうしたらいいの?
- 菓子折りを持参するときの謝罪の言葉の表書きは?
- 菓子折りを謝罪の際にもっていくときの相場の金額はいくら?
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菓子折りを謝罪で用意する場合ののしはどうしたらいいの?
まず菓子折りを持っていくときに大切になってくるのが熨斗(のし)です。
謝罪の場合にも熨斗(のし)が必要です
特にお祝いごとではないのだから、のしがみなんて必要ないのではなんて言う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違えです。
相手に渡すための菓子折りの場合にはきちんとのしをつけていきましょう。
では実際にどのようなのしをつければいいのか、通常お祝いなら紅白ののし紙、弔事なら白黒の掛け紙ですが、謝罪の場合はどちらになるの?と困ってしまう人もいると思います。
しかもここで間違えてしまうと大きなマナー違反になり、失礼になるどころか相手を逆に怒らせてしまいかねません。
謝罪の場合のし紙について
謝罪のために持参する菓子折りには、のし紙をかけましょう。
お祝いでもないのに相手に失礼と思うかもしれませんが、菓子折りはあいさつ代わりの手土産なので特に問題はありません。
ただ、相手によって受け取り方が違ってくるので、心配な人は無地の熨斗(のし)にするという方法もあります。
菓子折りを持参するときの謝罪の言葉の表書きは?
次に悩むのが、表書きをどうしたらいいのかというところだと思います。
お詫び
菓子折りにかけるのしがみであれば、そのまま素直に「お詫び」と書いてしまって大丈夫です。
深謝
ただ、よりしっかりと謝罪をしたいのであれば、お詫びよりもさらに深い意味ということで「深謝」という言葉を使うといいでしょう。
添える言葉の豆知識
じつは、謝罪をするときに持参する菓子折りに添える言葉でお勧めのものがあるのです。
聞き慣れない人も多いと思いますが、それは「松の葉」という言葉なんです。
実はこれ、「寸志」と同じ意味なのですが、目下の人が目上の人に渡す品物に用いる言葉なので、謝罪をしたいときにはぴったりの言葉なんです。
もしもというときに覚えておくと便利ですよ。
菓子折りを謝罪の際にもっていくときの相場の金額はいくら?
最後に悩んでしまうのが、菓子折りの金額ですよね。
謝罪のために用意するものですから、あまり安いものは用意できませんよね。
だからと言って注意したいのが、値段の高すぎる菓子折りを用意しないということ。
どうしても相手に迷惑をかけたということで、高いものを用意しなければと思ってしまいますよね。
でもこれ、より関係を悪化させることになりかねないので注意が必要です。
謝罪は金額ではなく気持ち
謝罪をするために高価な菓子折りを用意していってしまうと、相手に
- 品物でごまかそうとしている
- 高いものを持ってくればいいというわけではない
と逆に反感を買ってしまうことになりかねないからです。
もしも謝罪の場面で菓子折りを持っていく場合の相場はだいたい5千円~1万円程度のものにとどめて置くようにしましょう。
まとめ
謝罪をする際に、菓子折りを持っていくことも少なくないですよね。
ただ、菓子折りを用意するときにもマナーがあります。
そのマナーを守れていないと逆に相手を怒らせてしまうことにもなりかねません。
きちんとマナーを守って菓子折りも準備していきたいですね。